低用量ピルを服用する学生の方が増えてきています。しかし中学生や高校生などはクラスメイトに知られたくないと思う人も多いでしょう。では実際に、低用量ピルを服用する学生の実態を見てみましょう。

女子高生とピルの画像

低用量ピルの服用中は風邪薬を飲める?血栓症に注意!

一般的に、確実な避妊効果を得るためには低用量ピルを毎日欠かさずに飲む必要があります。この時気になるのが、低用量ピルを飲みながら他の薬を飲んでも良いのかということです。特に冬場などは風邪をひく人も多く、どうにも辛い時は風邪薬を飲むこともあるでしょう。このような場合、飲み合わせは問題ないのでしょうか。

結論から言えば、やはりピルを飲んでいる時に合わせて飲んでしまうと、ピルの効果が弱まってしまう薬もあります。具体的には、結核やてんかんの治療薬や一部の抗生物質、不眠症などの鎮静目的で使われる薬は低用量ピルと併用すると効果を相殺してしまうことがあるので注意が必要です。避妊効果とこれらの薬で得られる効果を比較して、どちらを優先すべきかきちんと医師と相談するようにしましょう。

一般的な風邪薬や頭痛薬、酔い止め薬などの場合は一緒に飲んでも問題ないケースがほとんどです。ただ、体調が悪いときはピルによる副作用も出やすくなってしまうので、さらに症状を悪化させてしまう可能性もあります。まずは体調を戻すことを優先して、その月はピルによる避妊を諦めることも大切です。特に、風邪をひいていると汗をかいたり食事を摂れなかったりして身体が軽い脱水状態になることがあります。こうなると血液中の水分も失われ、ドロドロとしているため血栓症にかかりやすくなってしまいます。血栓症にかかると、血の塊が血管を塞いでしまって心筋梗塞など様々な症状を引き起こしてしまいます。ピルを服用している人はただでさえ血栓ができやすいので、このように脱水しやすい状態のときは注意が必要です。風邪の間もピルの服用を続ける場合は、くれぐれも血栓症に注意して水分を意識的に摂るようにしましょう。